会社へ退職の意志を伝え終わると「ああこれで終わる」となんだかスッキリしますよね。
抱えている仕事が一段落したり、任される仕事も減らされてきたりもして割とやることもなくなって暇になってくると思います。
引き継ぎに関する資料や説明なども割とすぐ終わってしまうし、取引先への電話も意外とあっさりしていたり
「ああ、やることないなあ」
そんな時って、周りは今まで通りに仕事しているのに自分だけ仕事をしていないと思うと周りが気になってくると思います。
今回は、僕が退職を伝えてから退職日を迎えるまでの暇な辛さと乗り越えた方法や気持ちの持ち方について書いていきますね。
僕が会社を辞める決断をするまでの話
僕は、転職を3回ほど経験しています。
1社目は、IT企業でSEを2年ほど経験したのですが深夜まで働き詰めで体調や精神的にもきつかったことで退職。
2社目は、デスクワークを辞めて工場で作業員をして人間関係もよかったのに突然会社が潰れたということで退職。
3社目は、30代手前だったことで転職活動も中々決まらずやっと合格をもらえた会社になんの疑いもなく就職。
いずれも正社員だったのですが、これで安心だと思っていました。
ですが、転職で就いた会社でも1年もすると雰囲気もなんとなくわかってきたところで、
- 会社内での連絡が回ってこない
- 社員通しの関係が薄く、隣の席の人の素性がわからない
- パソコンが使えない社員が多すぎる
- 新しいことを覚えようとしない
- 面倒なことは経歴が浅いのに押し付けられる
- 経歴が長くても仕事ができないのに威張っている
- 仕事ができるけど、いつもイラ立っている先輩のはけ口にされる
など会社内の閉鎖的な雰囲気やネガティブなオーラにあふれていた職場環境がとても苦痛になってきました。
転職活動で苦労したということや仕事がない状況の辛さも理解していた僕は
「働けるだけありがたいことなのだ」
我慢する考えで自分の心をごまかすしかありませんでした。
僕は、積極的に話すということや人と話すことって得意ではなく苦手な性格ですし、今でも変わりません。
でも仕事を覚えていくためには、素性もわからないし教える気がまったくない上司や先輩にどうにか聞くしかありませんでした。
決してうまく仕事をできたという風には、思っていませんがなるべく面倒なことにならないように必要最低限の連絡ややり取りの履歴を残したりして立ち回っていましたね。
それでも、社内での閉鎖的な人間関係に嫌気が指していたのは変わりなくて
社外よりも社内の方が敵が多すぎてどうしようもありませんでした。
「もういやだ!会社辞める!」
と心に決めたのが2016年6月くらいだったと思います。
実際に退職できたのは、2019年1月31日だったので約2年半くらい我慢していましたね。
退職をすると決めた時にすることは、以下のような流れですよね。
- 上長に意志を伝えること
- 退職届を書く
- 引き継ぎや取引先に連絡
まず、上司に意志を伝えることにブロックがかかっていたのでかなり勇気がいりました。
上司からすれば、”時間をかけて教えてきたのに裏切られた”と思うじゃないでしょうか?
そんなことを考えると、退職を伝えた後から威圧的な対応されてしまうのではないかとビクビクして行動に移せないでいました。
それでもなんとか伝えられたのが2018年10月11日で、2年位は我慢していた状態でしたね。
会社に退職の意志を伝えたけれど希望日は通らなかった
上司には、2018年12月末で退職したいとのことを伝えました。
ネットで調べていたのですが、退職に関するルールは会社によって違うけど
退職の意思表示から最短で2週間で退職できるということもわかりました。
10月11日で12月末なら1ヶ月半だけど、2週間以上だし大丈夫だろうと思っていました。
上司からは了解をもらったのですが、どうやら社長にも報告してほしいとのことだったので後日報告しにいくと
社長「法律ではそうかもしれないけど、今辞められたら困る!2月末にしてほしい!」
と退職日を伸ばされてしまいました。
“あれ?会社のルールって法律よりも強いのか?”と思ったので
KAZE「2月末じゃあ4ヶ月じゃないですか、法律的には最短で2週間で辞められるとなっています」と何度も言ったのですがダメでした。
一秒でも会社にいたくないと思っていたので、凹みましたがこれ以上もめたくないし
まあ、なんとか耐えるしかないと思いました。
退職日も2月末に決定したことですし、今ある業務を片付けて引き継ぎをしていればあっという間に終わると思っていました。
会社の退職日まで暇!!
退職を伝えた時から1ヶ月くらいはかなり、気まずさもあって会社にいくのが苦痛でした。
割と、仕事もあったため淡々と仕事をこなしていたことで辛さもごまかせていましたね。
基本的には、上司から仕事をもらっていたのですが、1ヶ月もたった11月中頃ともなると仕事を与えてもらえなくて暇になってしまいました。
心の中では、暇になるなら早く辞めさせてくれと思っていましたね。
やることがないというのは楽ということもなく、気持ちがザワザワするもので
何かしら作業していた方がよっぽど楽ですし、気まずさをどう乗り越えようかを毎日考えていました。
気まずさや周りが気になる辛さを乗り切るには?
周りが忙しそうな状況で自分はやることない
上司に何か手伝えることありますか?と聞くものの「ない」との返答
これでは、もうどうしていいのか?
ただ、自分のデスクに戻るしかありませんでした。
違う部署は忙しくてしているのに、自分だけ何もしていないのはどうしても耐えられなかったため
仕事をしているフリをするか、ブラウザを小さくしてこっそりブログのネタ探しをする
などをするしか1日をやり通すことができませんでした。
ただ、周りの社員からすれば嫌な気持ちになると思いますし、バレないことに全力を尽くしていましたね。
退職した今の自分からすれば、
周りは自分の仕事でいっぱいいっぱいだからそんなに辞める人間のこと見てない
と思えるようにはなれますが、当事者としての僕はきっと考える余裕がなかったと思います。
周りが気になるのは、気にする性格だったら仕方ないですことだと思います。
でも、周りは割と辞める人間のことを気にしていないものだ
ということを思うようにするといいですね。
または、定期的にトイレ休憩して戻ってきた際に周りに目を向けて見るといいと思いますね。
大体は、デスクにかじりついていたりしているので自分のことなんて気にしていないです。
たとえ、ネットサーフィンやマインスイーパーをこっそりやっていたとしても気にしないと思いますよ。
僕はどちらもやっていたのですが、怒られることもなく退職できています。
ただ、履歴や記録は退職日には消して起きましょう。
ネットサーフィンくらいならば、仕事の調べごとをしているということにすればいいですし、割と時間は有効的に使った方が精神的にいいと思います。
もちろん、遊びだけではなく次につながるような勉強をこっそりしたりするのもいいと思います。
ただ、動画などは難しいかもしれませんね。
文字が羅列した画面ならごまかしがききますが、動画だとさすがに怒られるかもしれませんからね。
まとめ
今回は、退職を決めた後で仕事が暇になってしまったことについて書いてみました。
僕の経験では、退職を決めた人間のことについてそれほど周りが気にしていないと思いますし、時間を有効的に使う方がいいと思いますね。
ずっと、調べごとをすることには限界があると思いますし、気分が落ち込まないようにサボるなどで気まずさを乗り越えても大丈夫ですよ!